2012年07月01日
残念・・ 錦織選手
こんにちは
内藤です
錦織選手負けてしまいましたね・・
今回は怪我明けでしたし、万全じゃなかったのでしょうか
次はロンドン五輪、そして得意のUSオープン
期待しましょー
それにしてもいまだに錦織選手を
にしきおり とか にしごり とかゆうてる人がいます・・・
Kei Nishikori にしこりです
間違えずに応援しましょー
(でも「にしこり」って打つと変換されへん・・・)
今回はちゃんとしたテニスの話です
もうふざけたことを書くのはやめます
2012年下半期は人生で初めて真剣に生きてみようと思います・・
そういうわけで・・
大森校長のブログにもありましたが、先日の月曜日、調布校でレディースアカデミーを実施しました。
大森校長直々にレッスンをしてもらいました。
その内容のほんの一部をご紹介します。
◆スマッシュの時の手の動き
⇒⇒
普通はこういう感じで小指側から出てくるところを・・・
⇒⇒
親指から出す 当たりがフラットになり、相手のバック側にしっかり打てる!
◆ストロークの後ろ足(バックハンドの左足)の動き
⇒⇒
普通は体がターンして左足が右足を追い越す(歩く動作)
⇒⇒
左足を右足の後ろに踏む(クロスオーバーステップ)
体の開きを抑えて、軸を保ったまま打てる!
などなど、もっといろいろあったのですが、
レッスンを終えて今思う私の感想・・
憤せずんば啓せず。悱せずんば発せず。
一隅を挙げてこれに示し、三隅を以て反えらざれば、則ち復たせざるなり。
論語での孔子の言葉ですね。
非常に的を得た素晴らしい言葉ですね。
ざっくり言うと、
自分で問題意識を持たない情熱のない人には指導しない、
自分で悩み、どうしようもないくらいになるまでヒントを与えない。
四角いものの一隅を示しただけで、あとの三隅にも鋭く類推を働かせるようでなかったら、
それ以上の指導は差し控える。
といったところでしょうか。 たぶんそんな感じ・・・
啓発という語のもとになった前半部分の方が有名ですが、
一隅を・・・の後半部分の方に孔子の慧眼をみることができますね。
そう、
よく思うわけです。
フォアハンドストロークで左手を出しましょう、と教えて理解してくれました。
んーで、サーブ練習。
全く左手が上がっていない・・・
テニスの経験云々は関係ないですね。
フォアで左手を出すんだったら、サーブの時もボールに対して左手を出すんやろか、
フォアボレーの時も出すんかな、
とか類推しないのであれば、あまり上達は見込めないと思います。
先ほどのスマッシュでの手の動き。
当然サーブの時も使うわけです。
しかし、サーブ練習になって、クイック気味に打ってみましょうと一つお題が出ただけで、
もうすでに手の動きは忘れ去られてしまっているわけです。
クロスオーバーステップも同じ。
ボレー練習になった途端に、もう誰も意識をしていない。
1教わって1を知る。では・・・
1教わって自分の中で6,7にする、とまでいかないまでも、そうする努力をする。
これはもう学びの姿勢の問題です。
4,000円払った
さあ、私に4,000円分の為になるアドバイスをどうぞ
さあどうぞ!!
という消費者の立場としてコートに立つ人と
4,000円払った
よし、このレッスンで4,000円分の価値を見出そう
他人に対するアドバイスもしっかり聞いて、自分より出来ている人をしっかり見て、
一つのアドバイスをいろいろなショットに試してみよう!!
という学ぶ者としてコートに立つ人
その差は歴然でしょう。
しかも消費者はその場限りです。
次の日には、もうそのレッスン(サービス)は過去のもので、よくて想い出になっているだけです。
学ぶ人は違いますね。
そのレッスンで学んだことを次の日も1年後も、掘り下げて拡げていこうとします。
結果、4,000円払って得たちょっとしたアドバイスでも、
1年かけて40,000円分の価値あるものにしてしまうわけです。
と、まあグチグチ言いましたが、これはあくまでアカデミーとか、
本当に上手くなりたい!!って思っている人はそうしましょうって話です。
私たちコーチも指導者として驕ることなく、的確な『一隅』を示すようにします。
以上 真面目な長い文書いときゃ許されるか、と思った内藤でした。
内藤です
錦織選手負けてしまいましたね・・
今回は怪我明けでしたし、万全じゃなかったのでしょうか
次はロンドン五輪、そして得意のUSオープン
期待しましょー
それにしてもいまだに錦織選手を
にしきおり とか にしごり とかゆうてる人がいます・・・
Kei Nishikori にしこりです
間違えずに応援しましょー
(でも「にしこり」って打つと変換されへん・・・)
今回はちゃんとしたテニスの話です
もうふざけたことを書くのはやめます
2012年下半期は人生で初めて真剣に生きてみようと思います・・
そういうわけで・・
大森校長のブログにもありましたが、先日の月曜日、調布校でレディースアカデミーを実施しました。
大森校長直々にレッスンをしてもらいました。
その内容のほんの一部をご紹介します。
◆スマッシュの時の手の動き
⇒⇒
普通はこういう感じで小指側から出てくるところを・・・
⇒⇒
親指から出す 当たりがフラットになり、相手のバック側にしっかり打てる!
◆ストロークの後ろ足(バックハンドの左足)の動き
⇒⇒
普通は体がターンして左足が右足を追い越す(歩く動作)
⇒⇒
左足を右足の後ろに踏む(クロスオーバーステップ)
体の開きを抑えて、軸を保ったまま打てる!
などなど、もっといろいろあったのですが、
レッスンを終えて今思う私の感想・・
憤せずんば啓せず。悱せずんば発せず。
一隅を挙げてこれに示し、三隅を以て反えらざれば、則ち復たせざるなり。
論語での孔子の言葉ですね。
非常に的を得た素晴らしい言葉ですね。
ざっくり言うと、
自分で問題意識を持たない情熱のない人には指導しない、
自分で悩み、どうしようもないくらいになるまでヒントを与えない。
四角いものの一隅を示しただけで、あとの三隅にも鋭く類推を働かせるようでなかったら、
それ以上の指導は差し控える。
といったところでしょうか。 たぶんそんな感じ・・・
啓発という語のもとになった前半部分の方が有名ですが、
一隅を・・・の後半部分の方に孔子の慧眼をみることができますね。
そう、
よく思うわけです。
フォアハンドストロークで左手を出しましょう、と教えて理解してくれました。
んーで、サーブ練習。
全く左手が上がっていない・・・
テニスの経験云々は関係ないですね。
フォアで左手を出すんだったら、サーブの時もボールに対して左手を出すんやろか、
フォアボレーの時も出すんかな、
とか類推しないのであれば、あまり上達は見込めないと思います。
先ほどのスマッシュでの手の動き。
当然サーブの時も使うわけです。
しかし、サーブ練習になって、クイック気味に打ってみましょうと一つお題が出ただけで、
もうすでに手の動きは忘れ去られてしまっているわけです。
クロスオーバーステップも同じ。
ボレー練習になった途端に、もう誰も意識をしていない。
1教わって1を知る。では・・・
1教わって自分の中で6,7にする、とまでいかないまでも、そうする努力をする。
これはもう学びの姿勢の問題です。
4,000円払った
さあ、私に4,000円分の為になるアドバイスをどうぞ
さあどうぞ!!
という消費者の立場としてコートに立つ人と
4,000円払った
よし、このレッスンで4,000円分の価値を見出そう
他人に対するアドバイスもしっかり聞いて、自分より出来ている人をしっかり見て、
一つのアドバイスをいろいろなショットに試してみよう!!
という学ぶ者としてコートに立つ人
その差は歴然でしょう。
しかも消費者はその場限りです。
次の日には、もうそのレッスン(サービス)は過去のもので、よくて想い出になっているだけです。
学ぶ人は違いますね。
そのレッスンで学んだことを次の日も1年後も、掘り下げて拡げていこうとします。
結果、4,000円払って得たちょっとしたアドバイスでも、
1年かけて40,000円分の価値あるものにしてしまうわけです。
と、まあグチグチ言いましたが、これはあくまでアカデミーとか、
本当に上手くなりたい!!って思っている人はそうしましょうって話です。
私たちコーチも指導者として驕ることなく、的確な『一隅』を示すようにします。
以上 真面目な長い文書いときゃ許されるか、と思った内藤でした。
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