TENNIS SUNRISEスタッフのブログ

こんにちは

テニスサンライズの藤田です。うっとおしいお天気が続きますが、

皆様のテニスの調子はいかがですか？


今回はゲームの中で、”相手のボールを予測する”ということを考えてみ

たいと思います。

タイトルの言葉が、「絶対にここへ返ってくる!!」となるとちょっと眉ツバに

聞こえますが、皆様もゲームをしていて予想通りのボールが来たという

経験があるのでは…？

相手のボールが分かっていれば、対処もしやすくなり、ミスすることも少

なくなるでしょう。


私達がゲーム中、どのような事から予測をしているのか、少しお話致し

ます。


一番多いケースとしては、よく知っている相手と対戦する時に、その人

のクセと言いますか、好きなショットやプレイを警戒しながら（予測しな

がら）試合を進めていますよネ

ストレートへのパスが好きだとか、ここぞという時はドロップショットだと

か、結構同じパターンを繰り返す人がいます。

初めて対戦する相手でも、その人の攻撃パターンを早く掴むことができ

れば、予測することができると言えます。



それから、”相手がどのようにボールを打とうとしているか”と言う、状況

から予測できるケースもあります。

こちらの打ったロビングを追って、相手が背中を向けたままの状態でボ

ールを打とうとしていれば、またロビングが返ってくることが多いようです。

（フェデラーやナダルと対戦している時は、足の間からの強烈な股抜き

のショットを警戒した方が良いかもしれません）

相手のボレーヤーが、ネット近くでラケットを振りかぶった準備をした時

は、スピードのあるボールが飛んでくると思います!!

相手がどのような態勢でボールを打とうとしているかで、飛んでくるコー

スまでは分からないものの、これから先の展開が少し予測できます。


また相手のフォームやラケットワークから、予測することも可能です。

相手がロビングを打とうとしている場合に、ラケット面が通常のショットよ

り、少し早くオープンになります。

また相手がネット近くからドロップショットを狙っている時は、バックスイ

ングがコンパクトになると思いませんか？


相手がこちらのコートのどこを狙っているのかは、なかなか予測は難し

いと思いますが、どんなボールを打とうとしているのかを予測できれば

かなり返球しやすくなると思いますョ。


また、ダブルスのゲームでの配球に興味がある方には、古い本です

が”ダブルスの戦法、オールド＆タルバート著”をお勧めします。

往年のダブルスの名手が著した本で、

ダブルスの研究本ではピカ一です!!