TENNIS SUNRISEスタッフのブログ

こんにちは
内藤です

ただいま国立校では男達の熱い戦いが繰り広げられています
（うん、暑苦しい限りです・・・）

女子ダブルスとはまた違って、黙々と良い緊張感の中で試合が行われています

結果や内容はまた後日ホームページにリポートを掲載します
（予定・・あくまで予定・・・）



父親の道楽に付き合わされる子供達


んーで、タイトルの1,000秒

何の時間か分かりますか？

16分40秒です

ヒントは・・

『メインから』

ピンときましたか
そういや昔、ヒントでピンと！っちゅう番組あったな
宮尾すすむが出てたやつ

あー！どうでもいい！

そう、答えは・・


ガット張りに要する時間です

1,000秒もかかるの？って思った方もいるかもしれませんが、
相当早いです

それくらい早く張らないとラケットに負担がかかるわけですね

1,000秒で完璧に仕上げられるとなると、達人の域です
通常の張り人で20～25分くらいです

ちなみに私の朝の準備がおよそ1,000秒です
髪型のセットに約730秒ほど費やします

先週、美容室に行ってきました
いなげやの上のビューティタムラです
ビューティ内藤になって帰ってまいりました

「内藤さーん、今日は？」

「あっ、カットで」

「どうされます？また短くされますか？」

「キアヌ・リーブスで」

「・・・えっ、あっ、はい。そうですよね・・」

国立のキアヌと呼んでください


あー！またどうでもいいことを！！

そんなわけでガット張りです

ガット張りが出来ない私は以前にも挑戦したのですが・・
２時間３分４３秒というギネス級の記録を叩き出し・・・
張り人 阿部幸生氏に
「ほんとこういうの苦手っすよね」

「いやー不器用な男ですから」

「そういうのいいんですけど、２時間超えてますからね」

「確かに。もう少しで男子マラソンの世界記録やったんやけどね」
（ちなみにマカウ（ケニア）の２時間３分３８秒）

「・・・ラケット変形してますね」

「あ、そうなん、もっと頑丈に作れよな」

「ガット張りは僕がするんでいいっすよ」

と、見放された以降、ガット張り機とは無縁の暮らしを送っていたのですが・・


内藤コーチってほんとガット張りしようとしないよな
雨の日何してんだ？掃除もしないし
パソコンに向かって仕事してると思いきやYoutube見てたし

というスタッフの心の声が聞こえてきたため、一念発起し、ガット張り機と向かい合いました


するとどうでしょう

人とはそう簡単に変われるものではありません

そんなことは３年前のあの日から分かってたことです

私はジュニアにすら言います
センス！努力ではどうしようもないこともあるんだよ！

異論は受付けます
でも私のこのガット張りはどう説明するのでしょう？


工程１　ラケットをガット張り機にセット
　この時点ですでに8分（480秒）経過・・


工程２　メイン（縦糸）を張る
　
メインと言われるほどやから丁寧に・・　42分（2,520秒）経過・・・


工程３　クロス（横糸）を張る

こうね・・ジグザグにせなあかんから・・乾燥肌の僕としては・・
もはや時間を見る余裕すらなくなる内藤氏


結んで完成　
　
大切なのは他人に勝つことではない
過去の自分を超えることだ
前回の記録を大幅更新！１時間４６分２２秒（6,382秒）を叩き出した内藤氏


安心してください皆さま

私がお客様のガットを張るのは近未来の出来事となるでしょう


そういうわけで、今からまた自分のラケットで練習します

是非、私に張って欲しいという変わった人がいましたら、
お気軽に、いや、相当な覚悟のうえで私まで声をかけて下さい

以上　SPEED3のオファーを待つ内藤キアヌ亮でした