TENNIS SUNRISEスタッフのブログ

こんにちは。本日担当の永久です。
今日はアスリートのメンタルについて触れてみます。

ロードレース選手でアンディ・シュレックという選手がいます。
この選手について興味があれば調べていただくとして
個人的に応援をしていた選手であり、ファンであります。

ほんの2～3年前は世界最大の自転車レース、ツールドフランスで
総合優勝をしている実力の持ち主です。（優勝者がドーピングで繰り上げ優勝）
同じチームに兄フランク・シュレックが在籍していて
お兄さんもツールの山岳ステージで2勝する実力者です。

そのお兄さんが2012年にドーピングで1年間の出場停止になりました。
アンディ自身も骨折をして2012年のツールを欠場しています。

繰上げでの優勝でモチベーションを失い、自らの骨折、
兄のドーピングによる出場停止と積み重なったことで、
精神的な安定を失いレースのトップ争いから脱落しています。

しかしながらチームのキャプテンという立場もありレースへは出場をしていますが、
ほとんどがリタイア、完走したものも最後尾周辺をウロウロとしている状況です。

チーム内でも「やる気が出ない」とのたまうなど反感を買ってしまっているようです。

私の意見としては
確かにつらいことが重なって精神的に落ち込んでしまうことには同情しますが
プロとしてチームに在籍している以上、現在発揮出来る最高のパフォーマンスを
出すべきだと思います。

また、チームで支えてくれているアシスト選手、またはレースに出ることすら出来ない
選手の前で「やる気が出ない」とは思っていても口に出してはいけないと思います。

上記のことは私たちの生活にも当てはまる部分があり、
たとえば疲れている時でも素振りを見せずに業務を行うというプロ意識は一緒だと思います。

ぜひとも感動を与えることの出来る選手なので
自らで奮起してもう一度、一線級の舞台にカンバックしてもらいたいです。

最新ニュースでは来年新しいチームへの移籍も
決まったとのことなので期待しております。



期が変わり心機一転お世話になります。