TENNIS SUNRISEスタッフのブログ

皆さんこんにちは

植村です。

今回は浦安市について書きます。

そう3月11日の地震で大きな影響があった場所です。

私は、大学が浦安にあった為、学生時代の4年間住んでいました。
私のテニスは浦安で作られたと言っても良いくらい練習に励んだ大切な場所でした。

震災の日、その浦安が液状化で水浸しになっている場面がTVで流れていました。

その時は居ても立っても居られず、すぐにでも行こうと思っていたのですが、
浦安に住んでいる友人から「今は来ない方が良い。」
と言われてしまい暫く我慢をしていました。

あれから5カ月がたったので後輩に現在の状況を確認したところ
「復旧が進んでいてテニスが出来ています。練習しましょう。」
と言っていました。
これはもう行くしかないと思い、先日行ってまいりました。

後輩から「テニスが出来ている。」という言葉で、
「街はもう大丈夫。」と安心していたのですが、新浦安駅に降り立った時愕然としてしまいました。

未だに地面が凸凹で波打っているのです。

信号も曲がったままで、飛び出ているマンホールもありました。

そしてテニスコートに着くと、どのコートも凸凹で、
酷いコートは穴が開いていました。
その凸凹のコートで後輩たちは練習をしていました。
その光景を見て言葉が出なかったです。
もう大丈夫だという軽い考えで来た自分が情けなかったです。

ただ、その中で後輩たちは、楽しそうにテニスをしていました。
純粋にテニスを楽しんでいたのです。

そんな姿を見て私が逆に勇気づけられました。

その日は色々と考えさせられる日でした。

彼らの姿を見て、テニスが出来るありがたみを感じ、
感謝の気持ちを持たなくてはいけないと
改めて思いました。

その気持ちを胸に明日からまた気合を入れて頑張ります。

コートはこのような状況です。